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サントリー「伊右衛門」刷新 史上最高レベルの濃さに

サントリーは、今年20周年を迎える緑茶「伊右衛門」の味わいとパッケージデザインを大刷新し、3月12日から全国で発売する。価格は600mlで160円。

伊右衛門は創業200年以上の歴史をもつ、京都の老舗茶舗「福寿園」の茶匠が厳選した茶葉を使用した本格緑茶。香り成分や旨味が豊富と言われる「一番茶」を使用し、余計な熱を加えないことで、お茶本来の味わいを引き出す「非加熱無菌充填」という製法で作られる。素材は貴重な「石臼挽き抹茶」を使用している。

今回のリニューアルでは、茶葉を従来の1.5倍、旨み抹茶を3倍に増加。厳選した茶葉量を1.5倍にすることで、茶葉の味わいをしっかり感じられるようになり、旨み抹茶を3倍にすることで、なめらかなコクを感じる味わいに進化したという。カテキンは約2倍になり、コクは約3倍になった。

パッケージは、旨濃い味わいを表現した濃い緑のカラーとグラデーションをベースに、余白を活かす非対称なロゴ配置にすることで、今の時代に合った緑茶を表現したという。ラベル裏面デザインには、めくって楽しい「おみくじ」や日本の文化や縁起物をテーマにした新たなイラスト(全8種)を採用した。

また、機能性表示食品の「伊右衛門 濃い味」もリニューアルし、2月20日に発売する。石臼挽き抹茶に加え、新たに玉露ほうじを使用することで、より濃く満足感のある中味に進化した。価格は600mlで160円。

同商品には茶カテキンが含まれ、内臓脂肪を減らす機能があることが報告されている。一日の摂取量の目安は1,200ml。