ニュース

寒い日はなるべく日向を歩きたい NAVITIME「日陰を避けるルート」

ナビタイムジャパンは、日向を優先したルートを表示する機能を、ウォーキングアプリ「ALKOO by NAVITIME」では「日向ルート」、総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」では「日陰を避けるルート」として提供を開始した。

現在地から目的地まで、日向を優先したルートを表示する機能。少しでも日陰の寒い道を避けて日向の多い道を通りたいというニーズに応える。また、雪が降った翌日は都心のビルなどの日陰は特に凍結しやすいことから、転倒リスクの軽減にも役立てられる。

ALKOO by NAVITIMEでは11月から2月までの限定機能、NAVITIMEでは年間を通じて利用できる機能として提供する。

サービスイメージ

ALKOO by NAVITIMEでの利用は、「歩く」タブを開いて、地図を長押しすることで目的地を設定。そこで右下のボタンを選択することで、現在地から目的地までの日向を優先したルートが表示される。「日向率70%」といった文言でルートに占める日向率も表示される。

ALKOO by NAVITIME

NAVITIMEでの利用は、「乗換ナビ」タブを開いて、出発地/目的地設定後、検索を行なう。ルート一覧画面右側にある「設定」ボタンを押すことでルートバリエーション設定一覧が開き、その中に「日陰を避けるルート」が表示され、選択することで設定できる。一覧画面では「3分日陰を多く歩く必要があります」といった文言も表示される。

NAVITIME

ナビタイムジャパンでは昨今の記録的猛暑を受けて、'22年7月に「日陰マップ」、'23年7月に「日陰ルート」を開発・提供している。

日向ルートは、日陰ルートで培った技術を生かして開発。ただし、日中は建物の影がほとんど発生せず日向ルートの候補が多くなり、朝方・夕方は日陰ルートが多くなることから、そのまま反転すると、特にルート候補の多い日中において実用性の低いルート候補がたくさん出てしまうことが検証段階で明らかになったという。そのため、日陰ルートの技術をそのまま活用するのではなく、日向の特性にあったチューニングを行なっている。

今回の機能提供により、冬は日向を、それ以外の季節は日陰を優先するルートを提示し、時期に合わせたルートを選択できるようになる。

今後ALKOO by NAVITIMEにおいては、散歩ルート機能に日陰優先/日向優先を導入して、より快適に散歩ができる機能を検討する。