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トライアルとNTT、補充発注自動化などリテールDXで連携

トライアルホールディングス(トライアル)と日本電信電話(NTT)は、デジタルツインコンピューティングによるサプライチェーンマネジメント(DTC-SCM)の共同検討と研究開発に関する連携協定を締結した。

調達から販売までのリテール業界のデータを融合し、AIを活用して効率化や最適化を図る取り組み。トライアルが持つリテール業界のデータと、NTTが持つデータサイエンス分野の技術を活用することで、メーカー・卸・小売のデータ融合、リテール業界の店舗運営効率化や物流効率化、顧客価値向上などの実現を目指す。

具体的には、売場における「補充発注自動化」に取り組み、欠品による機会損失や廃棄ロスの削減を図る。

また、物流の最適化、棚割最適化も実施。1to1マーケティング(ターゲティング型マーケティング)では、クーポンなどの生成でNTTの大規模言語モデル「tsuzumi」の活用も予定する。

デジタルツインコンピューティングによるサプライチェーンマネジメント(DTC-SCM)の概要