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NTTと東電、データセンター共同開発で新会社 印西白井エリアで26年開始

東京電力ホールディングスとNTTは、データセンターの共同開発に向けた新会社の設立について合意。NTTデータグループ、NTTグローバルデータセンター、東京電力パワーグリッドが千葉県印西白井エリアにおいて、データセンターの共同開発と運用を目的とした新会社を設立する。

新会社は、NTTグローバルデータセンターと東京電力パワーグリッドの2社間で締結した出資者間合意書をふまえ、2023年度内に特別目的会社(SPC)を設立。2026年度下期に同エリアでデータセンター開設とサービスの提供を開始する。

データセンター市場は、生成AI技術等の活用進展に伴い、今後も需要が増大していくと想定されており、NTTグループでは、データセンター事業の拡張、高度化を推進するため、今後5年間で1.5兆円の投資を行なう。今回共同開発を検討する千葉県印西白井エリアは、大規模データセンターの集積地として、データセンター利用のニーズが特に高い地域。

特別目的会社は、2023年度内に資本比率50:50で設立、千葉県印西白井エリアに用地を取得し、両社で開発するデータセンター第一弾として、IT機器向け電力容量が50MWのデータセンターを開発する予定。