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G-SHOCK×VRChat、アトラクションワールドで“耐久試験”を体験

カシオ計算機は、VRメタバースで展開する「G-SHOCK」コンテンツの第2弾として、アトラクション型コンテンツ「G-SHOCK THE RIDE」をオープンした。ソーシャルVRプラットフォーム「VR Chat」上のワールドとして公開されている。Meta Questシリーズ、またはPCのSteamとVRヘッドセットにて、無料で利用できる。

「G-SHOCK THE RIDE」は、G-SHOCKの未来の耐久試験を疑似体験できるという、バーチャル空間のライド型アトラクション。カシオの開発拠点である羽村技術センターで行なわれている、実際のG-SHOCKの耐久試験をベースに、テーマパークのようなライドアクション風に仕立てている。

ユーザーがアバターとともにワールドを訪れると、G-SHOCKの生みの親である、(キャラクター化された)伊部菊雄氏がお出迎え。腕時計の上に数人が乗れるほどのサイズにまで小さくなって乗り込み、“未来のG-SHOCKの耐久試験”を体験する旅に出発する。

伊部氏に、未来の耐久試験の体験を依頼される
腕時計の乗れるほど小さくなって出発
防水試験で海を行く
巨大なクジラも登場、360度を見渡せ、迫力満点
巨大に見えるハンマー試験エリアも

ワールドには、VRChat上のワールド検索で「G-SHOCK THE RIDE」を選択するとアクセスできる。対応言語は日本語と英語。クロスプラットフォーム対応で、対応ハードウェアはMeta Questシリーズ、またはWindows PCとSteam VR対応のVRヘッドセットの組み合わせ。PC用はSteam、QuestはMeta StoreからVRChatアプリのインストールとアカウント作成が必要で、いずれも無料で利用できる。

カシオはVRChat上で仮想店舗のワールド「G-SHOCK STORE」を10月に提供。パーツの3Dデータを見られたり、アバター用G-SHOCKを試着できたりするなどのコンテンツを提供している。

また、カシオ製作のワールド以外でも使用できる、時計としても機能するアバター用アクセサリーとしてG-SHOCKの3Dデータを提供、BOOTHにて販売が行なわれている。

こうした新領域の創出やロイヤルカスタマーの拡大を図る取り組みの一環として、VRメタバースのコンテンツ第2弾が制作された。