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品川インターシティ25周年 “テクノロジーの街”を目指す

品川インターシティ

日鉄興和不動産らは、所有・運営管理する「品川インターシティ」が開業25周年を迎えることを機に、品川エリアにおける街づくりのコンセプトを「つなぐ・つながる街」と定めて、今後の施策を展開していくと発表した。第1弾と第2弾では、“テクノロジーの街”を目指すとしている。

1998年の開業から25周年を迎える「品川インターシティ」は、3棟のオフィス棟・商業棟・ホール棟で構成。東海道新幹線の新駅開業や羽田空港の国際とあわせて、東京・日本の玄関口として期待されるエリアになっているほか、今後は複数の大規模再開発も控え、数年後にはリニア中央新幹線の新駅開業も予定されていることから、さらなる発展が期待されている。

日鉄興和不動産は、品川エリアがさらに成長するための街づくりの方向性として“つなぐ・つながる街”をコンセプトとして策定。そのコンセプトを視覚的に表現するものとして“つなぐ・つながる品川”ロゴマークおよびアイコンを作成し、今後の活動の軸を表現するものとして活用していく。

街としてのダイバーシティ強化も図り、オフィスとしての単一用途ではなく新たな発見や楽しさを見つけられる街を目指す。品川インターシティ開業25周年のテーマとして「ビジネス街じゃ、終われない。」を掲げ、キービジュアルを作成した。

街を利用する人々に対し、飲食・物販・リラクゼーション・エンターテインメントなどの、さまざまな体験を“品川インターシティ25周年企画”として提供し、ビジネス用途だけではない時間消費品川のイメージ創造を図る。

イルミネーションと組み合わせた「品川XRアクアガーデン」を開催

多目的な街にするダイバーシティ推進の第1弾企画として、12月7日~2024年2月14日の期間、品川インターシティに隣接する品川セントラルガーデンにて、最先端技術とイルミネーションを組み合わせた「品川XRアクアガーデン~ビルの合間できらめく海中散歩~」を実施する。

会場の品川セントラルガーデンは、品川インターシティと品川グランドコモンズにて一体開発した、幅約45m、全長約400mにおよぶ都心のオフィスエリアでは最大級の緑地空間。約40万球のイルミネーションで彩られるほか、XRプラットフォーム「STYLY」(スタイリー)を提供するPsychic VR Labとのコラボにより、最新のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を活用、ライトアップされたイルミネーション空間とバーチャル上の水族館空間が融合するような新体験が可能になる予定。

品川セントラルガーデン
品川セントラルガーデンのイルミネーション
「品川XRアクアガーデン~ビルの合間できらめく海中散歩~」イメージ

第2弾は、品川エリアの企業と連携した最新技術体験イベント「Shinagawa Tech Showcase」が2024年3月に開催予定となっている。