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新綱島駅直結の商業併設シニア向け住宅「グランクレール」11月30日開業

東急不動産と東急イーライフデザインは、首都圏初となる駅直結のシニア向け住宅「グランクレール綱島」を11月30日に開業する。東急新横浜線開通および新綱島駅開業に伴い生まれ変わる綱島エリアの中心に位置し、1~3階には商業店舗が出店する。

施設内に商業店舗があるほか、隣接する生活利便施設ともデッキで接続予定で、天候に左右されることなく街全体を共用部のように利用できる環境を特徴とする。類型は住宅型有料老人ホームで全室個室。

駅直結という利点は、入居者の出かけやすさ、家族や友人の訪れやすさに繋がり、旅行やショッピングを楽しみ、人生を謳歌し続けたいアクティブシニアの期待に応えられるとしている。また、住宅内ではオンライン診療などのDXを活用した健康サポートに対応する。

商業施設は1~2階に軽飲食・雑貨・食品等、3階に「TSUTAYA BOOK STORE」「SHARE LOUNGE」等のラウンジカフェが出店。オープンと同時に開通する、新綱島スクエアと接続する2階デッキを通じて、新綱島スクエア内のスーパーマーケット、クリニックモール、薬局、カフェ、銀行などにもアクセスできる。

SHARE LOUNGE

緑溢れる環境も特徴の1つに挙げており、豊かな周辺環境を活かした、「不易流行」をコンセプトに掲げた空間デザインを取り入れている。“時代が移り変わっても変化しない本質を忘れず、新しい変化を取り入れること”という言葉を内装計画に落とし込み、これまでの人と人との繋がりはそのままに、人々が集い、交わり、繋がる、賑わいある暮らしを創出するとしている。

ダイニングは、入居者だけでなく家族や友人、周辺住民も利用可能。共用部には、季節の移ろいと森の朝・昼・夜の一日の流れを体感できる空間音響デザインシステムを導入し、豊かな自然を再現している。

健康サポートの面では、住宅スタッフの見守りのもと、専門家への定期的な相談体制の構築、健康データの蓄積・可視化、医療・食事・運動プログラムを実施。入居者が自身の健康を気に掛けるきっかけづくりを行なう。

医療サポートに向けて、聖マリアンナ医科大学病院およびおうちの診療所と医療連携。同物件の医療サポートにおける特徴として、対面での健康相談を実施するおうちの診療所の医師が住宅の看護師同席のもとオンライン診療を行なう点を挙げている。聖マリアンナ医科大学病院で受診した人間ドックまたは健康診断の結果・住宅内での食事データ・健康寿命を支える運動プログラムの結果等の入居者の健康データを基に健康相談を実施する。

また、対面での健康相談を行なう医師がオンライン診療も実施することで、入居者の健康状態や既往歴を把握したうえでの診療が可能で、遠隔でも安心して受診できる環境を実現するとしている。

所在地は神奈川県横浜市港北区綱島東1-9-9。東急新横浜線 新綱島駅徒歩1分(駅から約50m)、東急東横線 綱島駅徒歩3分(駅から約230m)。規模は地上12階・地下1階で、住宅は4~12階。総室数は104室、専有面積は33.94~83.60m2(1R、1LDK、2LDK)。共用部としてラウンジ、クレールダイニング、クレールホール、健康相談室、シアタールーム、カルチャールームを備える。