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フィッシングメールで新たなフィルター回避方法 注意呼びかけ

フィッシング対策協議会は、URLに特殊なIPのアドレス表記を用いて迷惑フィルター回避を試みているメールが報告されているとして、緊急の情報提供を行なった。

報告されている問題のメールは、メール本文のURLに8進数や10進数、16進数などのIPアドレス表記を用いて、偽サイトに誘導するリンクとして機能させながら、迷惑メールフィルターの回避を試みているというもの。

文中のURLの例
http://●●●●.0xc0.154/
http://●●●●.0x1c.071763/
http://●●●●.7958803/
hhttp://●●●●.0203.57721/

内容は、本物にそっくりな偽のサイトに誘導して、ログイン情報や個人情報、クレジットカード情報などを入力させて盗み取るというもの。11月14日時点で稼働しているフィッシングサイトがあるという。

フィッシング対策協議会では、こうしたメールやSMSのリンクから個人情報などの入力を求められた場合は、いつも使っているアプリやブックマークからアクセスし直すよう呼びかけている。