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「渋谷サクラステージ」にMIT連携のイノベーション施設

(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator

東急不動産は、ディープテック領域のスタートアップ育成・支援を目的に渋谷エリア最大級のイノベーション創出の場「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」を11月竣工予定の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」に開設する。'24年11月のスタートを予定している。

同施設は、マサチューセッツ工科大学(MIT)のジェフリー・グロスマン教授をアドバイザーに迎え、同氏とともに新規開発したアクセラレータープログラムを提供する、

東急不動産では、6月からMITとの産学連携プログラムに日本の総合不動産デベロッパーとして初めて本格的に参加。MITとの連携を強化しており、広域渋谷圏におけるスタートアップ支援の推進と、ディープテック領域を中心としたイノベーションを創出する場づくりを進める。その拠点となるのが、「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」。所在地は、渋谷サクラステージ セントラルビル(東京都渋谷区桜丘町1)で、開設時期は2024年11月。床面積は約200坪。

ディープテックとは、科学的な発見や革新的な技術に基づき、世界に影響を与える問題を解決する取り組み。今回の取組では、特にサステナビリティ、AI、ロボティクス、バイオなどの分野を想定している。

審査基準をクリアしたディープテック領域のスタートアップ企業に対し、アクセラレータープログラムを提供するほか、パートナー企業とのグローバルで高度な産学連携を実現。また、将来的なファンド設立による、継続的な資金調達機会を提供していくという。

渋谷サクラステージは、2023年11月に竣工する、渋谷駅中心地区の「職・住・遊」を兼ね備えた大規模複合施設。オフィス・商業施設に加え、住宅を整備。サービスアパートメント、国際医療施設、インターナショナルスクールなども展開する。

渋谷サクラステージ