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ガーミン、有機EL搭載のミリタリーモデル「tactix 7AMOLED」

ガーミンジャパンは、ミリタリー準拠のマルチスポーツGPSスマートウォッチ「tactix」シリーズより、「tactix 7 AMOLED(タクティクス セブン アモレッド)」を、10月5日に発売する。価格は198,000円。

Garminのフラッグシップモデルのひとつである「epix Pro」をベースに、ミリタリーや航空機能を追加したマルチスポーツGPSスマートウォッチ。epix ProのDNAを受け継ぎ、風防にはサファイヤガラス、ベゼルやリアカバーにはDLCコーティングのチタン素材を採用している。

アメリカ国防省が定める標準規格を準拠する耐熱・耐衝撃・耐水をクリアした堅牢さを備え、ボタンは金属製ガードにより、高い耐久性と優れた操作性を兼ね備える。1.4型のディスプレイは、新たにAMOLED(有機EL)を採用。強烈な太陽光や雪・氷の反射光のもとでの見やすさを追求している。

タクティカル機能には、暗視用の緑色LEDライト、暗視ゴーグル着用時でも画面が視認できるナイトビジョンモード、ミリタリーレベルの高精度なデュアルポジションGPSフォーマット、航空降下をサポートするジャンプマスター、ポイント投影、ステルスモード、万が一の時に時計内の情報を瞬時に消去できるキルスイッチなど、ミリタリーミッションにも対応可能な機能を搭載。プリロードされた日本詳細地形図などのマップ機能とGNSSマルチバンド対応のナビゲーションを備える。

新モデルでは、ナイトビジョンモードにディスプレイの輝度を落とし、暗闇での活動への影響を少なくすることが出来る「レッドシフトモード」を追加。暗視活動時、周囲に気づかれにくいだけでなく、就寝時の目への影響も少なくできる。さらに弾道計算機を新搭載。長距離射撃の際、より正確な照準をサポートする。弾道計算機機能の利用は有料。

アビエーション(航空)機能は、NEXRADムービングマップや航空の標準であるMETAR&TAF気象レポートに対応し、プリロードされた世界空港データを元にフライトプランを作成。フライトログや、水平位置指示器、高度アラートと血中酸素アラートを搭載し、独自アプリ「Garmin Pilot」と同期して活用できる。

ヘルスモニタリングやフィットネス機能、通知機能、Suica対応のキャッシュレス決済機能なども搭載。ヘルスモニタリングでは、第5世代光学式心拍計による心拍数計測を基に、呼吸数、歩数、消費カロリー、血中酸素レベル、体のエネルギー状態を数値化するBody Battery、ストレスレベル、睡眠スコアの計測など、健康管理をサポート。フィットネス機能は、ランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなど100種類以上のアクティビティに対応。リアルタイムでのスタミナモニタリング機能も搭載している。

ディスプレイは1.4型高輝度AMOLEDディスプレイ。解像度は454×454ピクセル。衛星測位はGPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)。通信機能はWi-Fi/Bluetooth/ANT+。バッテリー駆動時間はバッテリー節約ウォッチモードで約41日。防水性能は10気圧防水。本体サイズは51×51×16.4mm。重量は96g。