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ジブリの「ネコバス」、愛・地球博公園を走る

MONET Technologiesは、スタジオジブリのキャラクター「ネコバス」をイメージして開発した「APMネコバス」を、ジブリパークのある愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で2023年度内に運行を開始する。運行期間は2025年度までを予定。トヨタが開発した電動低速モビリティ「APM(Accessible People Mover)」をベースに開発されたもので、運行開始にあたり、トヨタ自動車、豊栄交通、スタジオジブリ、愛知県の5者が、9月11日に基本合意書を締結している。

5者が、愛・地球博記念公園内の移動をより楽しく、快適にするとともに、公園全体の魅力を向上させることを目指して企画・検討を進めてきたもの。「APMネコバス」に乗って移動するという愛・地球博記念公園内でしかできない体験の実現に向け、準備を本格化していく。MONETは、「APMネコバス」の運営の主体として、豊栄交通と共に運行予定。

運行開始の時期やルートなどの詳細は、決まり次第発表する。現時点では、歩行者との交錯を避けるため、一般の公園利用者が利用しない「外周通路」の一部区間での運行を検討している。