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京都銀行、非金融ビジネス参入 「京銀アプリ」でクーポン・EC

京都銀行はバンキングアプリ「京銀アプリ」に、個人顧客を対象とした生活総合サービス「京銀くらしのサイト」の提供を9月13日に開始する。あわせて、地域企業や自治体を対象に、アプリを媒体とした広告サービスを開始する。サービス構築はNTTデータ。

京銀くらしのサイトでは、ライフプランのシミュレーションを通じた生活設計のサポートや暮らしに関する情報、オンラインショップ、地域企業のクーポンなどの情報を提供する。京都銀行と取引のない人でも、アプリを使ったサービスを利用できる。

広告サービスは、京銀アプリを広告媒体として企業や自治体の情報発信をサポート。また、オンラインショップ「ことよりモール」や「地域応援クーポン」の利用促進につなげ、地域消費拡大を図る。

サービス提供の背景には、地方金融機関を取り巻く環境の変化がある。また、2021年に施行された銀行法の改正により、金融機関において、広告業をはじめとした新たなサービスの提供が可能となった。

京都銀行は地域密着型経営の強みを生かし、顧客のライフステージを把握し、顧客のニーズに合わせて、金融サービスや地元企業の商品・サービスと繋げる狙いで、生活総合サービスをバンキングアプリで提供する構想を打ち出している。

これに対してNTTデータが、上流検討から構築までの支援を一気通貫(End2End)で行なうとともに、京都銀行の広告事業という新たな非金融ビジネスへの参入についても、ビジネスモデル検討等を支援した。

今後は、住まい、リフォーム、相続などのサービスの追加を予定。生活総合サービスの提供によりアプリの利用率を向上させることが、非対面チャネルの利用拡大および窓口業務の負荷軽減にも繋がるとしている。また、口座未保有者にもアプリを提供することで、銀行の潜在顧客の獲得を図る。