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auじぶん銀行、戸建にJ:COM NET/TV導入で住宅ローン0.05%引き下げ

auじぶん銀行とJ:COMは、auじぶん銀行の住宅ローンと「J:COM NET」「J:COM TV」をセットで利用すると、住宅ローン金利が最大年0.05%引き下げとなる金利優遇サービスを2023年内に提供開始する。

auじぶん銀行は、au回線と「じぶんでんき」を住宅ローンとセットで利用すると、住宅ローン金利が年0.10%引き下げとなる「au金利優遇割」などを展開してきた。今回、KDDIグループのCATVやネットサービス事業者であるJ:COMとの連携を強化し、戸建において、J:COM TVやJ:COM NETを導入すると、住宅ローンの金利を引き下げる。

今回のパートナーシップの対象となるのは、戸建てでauじぶん銀行の住宅ローンを契約し、J:COMのネットサービス「J:COM NET」とテレビサービス「J:COM TV」に加入した人。J:COM NETは住宅ローン適用金利から年0.03%引き下げ、J:COM TVは年0.02%を引き下げ、両方導入した場合は0.05%の引き下げとなる。

例えば、全期間引下げプラン変動金利(新規借入れ)の0.319%の場合、J:COM NET/TVの双方に加入することで、住宅ローン金利が0.269%となる。

また、auの携帯電話やじぶんでんきの契約者を対象とした「au金利優遇割」を合わせると、最大年0.15%の金利引き下げとなり、「全期間引下げプラン変動金利(借換え)において、auじぶん銀行史上最低金利が実現する」としている。

今回、対象が「戸建て」に限定されているが、住宅契約時に回線などを検討する人が多く、ハウスメーカーなどのパートナーなどからも要望が多いという。そのためまずは戸建てからスタートし、今後集合住宅向けなども検討していく。

auじぶん銀行では、ネット銀行最速で住宅ローン融資実行額累計3兆円を突破。au携帯電話などグループ各社との連携を進めており、今回のJ:COMとの連携により、ネットやCATVなどJ:COM契約者の取り込みを図っていく。

【訂正】記事初出時に、対象を「新築戸建て」としておりましたが、正しくは新築に限らず「戸建て」となります(21日17時30分追記)