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ネコ型配膳ロボットのPudu、商業清掃ロボットを日本導入

Pudu Robotics Japanは、商業清掃ロボット「CC1」「SH1」の販売を日本で開始し、新たに日本市場の清掃領域へ参入する。

Puduは、商用サービスロボットの設計、開発、製造、販売を行なう中国のロボットメーカー。'21年7月に日本法人を設立し、ネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」を中心に、6つの配送用ロボットを国内で展開している。

ネコ型配膳ロボット「BellaBot」

今回新たに、商業清掃ロボット「CC1」「SH1」の2製品を日本市場に導入。配送用ロボットで培ってきたた経験と技術を商業清掃ロボットの開発に活かし、より優れた性能や安定した動作、簡単操作の清掃ロボットの提供を可能にした。

'24年までに3,000台の清掃ロボットの導入を目標におき、日本の清掃領域における労働問題の解決と顧客・従業員体験の向上を目指す。

CC1

CC1

CC1は、「スイープ/床洗浄/吸引/乾拭き」ができる1台4役の清掃ロボット。屋内の多様な材質・硬度の床に適合する。マルチフュージョンセンサーを搭載し、どの角度で障害物に遭遇しても、すぐに停止して離れることが可能。

ロボットが清掃の進捗状況を記憶するため、バッテリー残量が低下した場合もフル充電後に前回終了時のポジションから再開する。専用のワークステーションでは、自動給水排水、自動充電を行なう。各ユニットの作業状態を収集・要約し、清掃レポートを自動生成する。

本体サイズは、663×626×667mm。重量は75kg。清水タンク/汚水タンクいずれも容量は15L。充電時間は3時間。運転可能時間は、スクラブ運転が3~4時間、スイープ+バキュームが4~5時間、モップ運転が8時間。騒音レベルは70dB未満。

SH1

SH1

SH1は、油汚れや滑りやすい環境向けに開発された商用床洗浄機。屋内、硬い表面で使用できる。22kgの地面への圧力と350r/minの高速ダブルディスクブラシを組み合わせ、高圧で高頻度の清掃により、頑固な汚れを迅速に分解する。

強力な吸引力により、汚れや汚水を一度の吸引で除去し、洗った瞬間に乾燥するという。軽快な使用感で、片手でもコントロール可能。複数の場所に簡単に移動できるとする。

本体サイズは、440×400×1,200mm。重量は22kg。清水タンク容量は4L、汚水タンク容量は4~6.5L。