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福岡高速環状線・千鳥橋JCT~呉服町で終日通行止 11月に10日間

福岡北九州高速道路公社は、福岡高速リフレッシュ工事として、福岡高速環状線外回りの千鳥橋JCT(天神側)から呉服町出口までの区間において、床版や舗装補修工事などのため、終日通行止めを実施する。期間は11月18日0時から11月27日24時までの10日間。

規制区間は福岡高速環状線外回り 千鳥橋JCT(天神側)から呉服町方面/呉服町出口。天神方面からは、千鳥橋JCTから空港・太宰府方面および呉服町出口が利用できない。また、香椎方面からは、呉服町出口が利用できない。空港・太宰府方面から天神方面・香椎方面への規制はない。

交通規制イメージ
通行止め期間

工事期間中には周辺道路や都市高速道路の混雑が予想されることから、外出の予定を工事期間外へ変更することや、電車・バスなどの公共交通機関での移動、朝夕の渋滞ピーク時間帯を避けた利用、環状線内回りの渋滞エリアを避けた迂回利用を呼び掛けている。

また、工事期間中に、通行止め区間を跨いだ利用を要する人への対応として、乗継対象出口で一旦降り、引き続き乗継対象入口で乗り継ぐ際、2回目の通行が無料となる「乗継サービス」を実施する。

乗継サービス

福岡高速の開通は1980年。福岡都市圏の経済発展を支えてきた一方で、増加する交通量や経年劣化に対する抜本的な対策が必要となっているという。2012年から福岡高速全線を対象に老朽化・予防保全対策を推進しており、今回の工事はその一環として一定の区間を短期的に終日通行止めとし、集中的に補修工事を行なう。

千鳥橋JCT~榎田の5km区間については、交通量が多いことから、これまで部分的な応急対応により補修を実施してきたが、床版防水等の抜本的な老朽化・予防保全対策は供用以降実施できていないため舗装や床版などの損傷が進展している状況。

損傷事例

今回実施の第1弾となるリフレッシュ工事は、福岡高速環状線外回りの千鳥橋JCTから呉服町出口までの1km区間において、経年劣化した床版の補修や舗装の全面打ち換え、損傷した伸縮継手の取替えによる、橋梁全体の健全性向上と⾧寿命化を図る。