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都心の遊休地でサウナやBBQできるトレーラーハウス「HUBHUB」拡大

三井不動産および三井不動産グループのShareTomorrowは、都市部の遊休不動産を有効活用する「HUBHUB(ハブハブ)」4施設を、御徒町・横浜天王町・下北沢・新百合ヶ丘に、7月より順次開業。サウナやプール、カフェ、BBQ施設を備える。

移動式ユニットを活用した遊休不動産の有効活用事業で、トレーラーを使ったスクラップ&ビルドではない、資源循環型のビジネスモデルである点を特徴とする。'21年11月から'23年1月まで日本橋人形町で実証実験を行ない、想定した営業目標と収支目標を達成するとともにユーザーから高い評価を得たという。

今後全国に拠点を増やし、まず4施設を順次開業。都市の空洞化を解消するとともに、サウナやBBQなど自宅では実現しづらいコンテンツを生活圏内に提供する。

1月まで実証実験を行なっていたHUBHUB 日本橋人形町

御徒町

HUBHUB 御徒町は、これまで活用されていなかったJR山手線の鉄道高架下を新たに利活用する。サウナ2ユニット、カフェ1ユニット、デジタルシアターを備える。開業予定は7月下旬で、予約開始予定は6月30日。

2種類のサウナは、それぞれ最大4名で利用可能。セルフロウリュできるフィンランド式サウナ、水風呂、外気浴スペースを備える。通常時カフェとして営業しているユニットは、貸切パーティー等での使用も可能。

御徒町
パーティールームユニットイメージ

横浜天王町

HUBHUB 横浜天王町は、相鉄線高架下施設「星天 qlay」に誕生し、サウナ2ユニット、BBQ2ユニットで構成。開業予定は8月中旬で、予約開始予定は7月17日。

サウナはセルフロウリュできるフィンランド式サウナ・水風呂・外気浴スペースを備える。BBQユニットは、プロ仕様の鉄板焼きテーブルと動画視聴サービス対応のプロジェクターを用意。

なおHUBHUB 横浜天王町では、6月12日から最大50%オフとなる先行早割チケットの販売を開始。7月17日の予約開始から利用できる。

下北沢

HUBHUB 下北沢は、下北沢駅徒歩7分の場所に位置し、コインパーキングだった場所を新たな賑わい拠点に変えるプロジェクト。サウナ3ユニット、サイレントシアター1ユニット、カフェ1ユニットで構成。開業予定は8月下旬で、予約開始予定は7月下旬。

5種類のサウナに3種類の水風呂がある男女別サウナと、グループ向け貸切サウナの合計3つのユニットを用意。それぞれのサウナにセルフロウリュできるフィンランド式サウナ・水風呂・外気浴スペースを備える。

サイレントシアターは、シアターギルドが開発したヘッドフォン劇場システム。圧倒的な没入感を体験できるとする。

新百合ヶ丘

HUBHUB 新百合ヶ丘は、HUBHUB最大規模で水着で楽しむサウナ&プール、ジムなどを備える。サウナ3ユニット、客室3ユニット、BBQ2ユニット、ジム1ユニット、デジタルアトラクション1ユニット、プールで構成。開業予定は9月中旬で、予約開始予定は8月中旬。

客室はサウナやプールとセットで利用できる。サウナユニットの1つは「HUBHUB 日本橋人形町」の実証実験で使用したユニットを活用。

ジムユニット用移動型パーソナルトレーニングシステム
デジタルアトラクション