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日経新聞、7月から5500円に値上げ 電子版は据え置き

日本経済新聞は、7月1日から「朝刊・夕刊」の月ぎめ購読料を現在の4,900円から5,500円に値上げする。「朝刊のみ」の場合は4,800円。なお、日経電子版は据え置き(4,277円)。

日経新聞の価格改定は、2017年11月以来、5年8カ月ぶり。値上げの理由については、「世界的なインフレの中で新聞用紙などの原材料費や製作費などのコスト高騰」としている。

改定後の価格は以下の通り。

  • 日本経済新聞(宅配)「朝刊・夕刊」:5,500円
  • 日本経済新聞(宅配)「朝刊のみ」:4,800円
  • 「日本経済新聞(宅配)『朝刊・夕刊』+電子版」セット:6,500円
  • 「日本経済新聞(宅配)『朝刊』+電子版」セット:5,800円
  • 日本経済新聞1部売り「朝刊」:200円
  • 日本経済新聞1部売り「夕刊」:100円

6月18日からは紙面改革により、読み応えあるコンテンツを強化。「サイエンス・フロンティア」面を新設するほか、「女性」面はテーマを広げて「ダイバーシティ」面にリニューアルする。日経電子版は、映像コンテンツの充実やニュースの強化を行なう。

なお、朝日新聞は5月1日から価格改定しており、朝夕刊セット版は月4,900円、統合版は月4,000円と各500円値上げされた。

毎日新聞は6月1日から価格改定した。朝・夕刊セットを4,900円、統合版は3,900円といずれも600円の値上げとなっている。

読売新聞は3月25日付で値上げを行なわないと発表しており、月4,400円、朝刊150円で「少なくとも向こう1年間」は価格を据え置く。