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JR三ノ宮新駅ビル、準備工事着手 32階建て複合ビルが29年度開業

JR西日本、UR都市機構、JR西日本不動産開発は、6月からJR三ノ宮新駅ビル開発の準備工事に着手する。開業予定は2029年度。

地上32階・地下2階、高さ約160mの、商業、ホテル、オフィスを擁する複合施設。準備工事の後、2024年春の本体工事着手が計画されている。

準備工事では、6月から地上および地下の新駅ビルの準備工事にかかる箇所に仮囲いを設置し、また三宮センター交番東側の階段を閉鎖する。9月からは地上の、ポートライナー三宮南側の仮設階段閉鎖、三宮交差点北東での歩道部改修を行なう。11月からは地上および地下の中央幹線北側の歩道と階段を閉鎖する。

6月~

本体工事や歩行者デッキ整備を行なうにあたり、中央幹線からの工事車両の出入が必要となることから、中央幹線(主要地方道 神戸明石線)の三宮交差点から東側約100mにかけて、道路の半幅を使用して施工ヤードを確保する。そのための切替工事を6月から12月末にかけて順次行なう。施工ヤードの使用を開始する12月末以降は、2029年度まで車線規制を行なう。

中央幹線における車線切り替え及び車線規制

駅前広場の閉鎖時期等については未定。

JR三ノ宮新駅ビルの所在地は神戸市中央区雲井通8-1-2。敷地面積約8,600m2、延床面積約100,000m2。新駅ビル周辺においては、神戸市が歩行者デッキの整備などを進める。