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ゆうちょ銀、アプリでATM入出金に対応

ゆうちょ銀行は15日、「ゆうちょ通帳アプリ」に複数の機能を追加した。払込書による支払いがアプリでできるようになるほか、税公金の納付、キャッシュカードが手元になくてもATMで入出金の取引ができるようになる。

アプリはiOS/Android版を用意。アップデートすることで新機能が利用できる。いずれの利用も、ゆうちょ通帳アプリのほか「ゆうちょ認証アプリ」も必要となる。

払込書による支払いは、払込書をカメラで読み取ることで各種払込が可能になる。手元に払込書がなくても、必要な情報を入力することで払込できる。ペイジーによる、税金・各種支払にも対応。

払込書による支払い

地方税の税公金の納付も可能になった。納入済通知書に記載のQRコードを読み取ることで、地方税の納付が可能になる。

アプリを介したATMの入出金は、ATMに表示されるQRコードを読み取ることで、キャッシュカードが手元になくても現金の預け入れ・引き出しができる。

ATM取引時の本人認証を、「ゆうちょ通帳アプリ」「ゆうちょ認証アプリ」で行なう「ATM生体認証」のサービスも開始。ICキャッシュカードによるATMの取引開始前に、ゆうちょ認証アプリに新しく追加された「ATM生体認証」から認証を行なうことで、ATMにおける引き出し・送金の上限額を一定時間引き上げられる。

同機能は、5月に取扱いを終了したICキャッシュカードの「生体認証機能」の代替機能となる。

ATM生体認証

あわせて、ゆうちょ通帳アプリの利用環境から、iOS 12およびAndroid 6~8を対象外とした。