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ChatGPT Plus、最新情報も回答する「Webブラウジング」

OpenAIは12日(米国時間)、有料版の「ChatGPT Plus」ユーザー向けに、Webブラウジング機能とサードパーティプラグインをベータ版として提供開始した。15日週に全てのPlusユーザーに展開する。

ChatGPT Plusは、新機能への優先的なアクセスやピーク時でもChatpGPTを利用可能にする有料プラン。料金は月額20ドル。Webブラウジングとプラグインの各新機能は、設定の[Beta features]から選択可能となる。

Webブラウジングは、ChatGPTのチャットでの会話で、回答にWebから取得した最新の情報を取り入れられる仕組み。ChatGPTの学習データは、2021年9月までで最新の情報は含まれていないが、WebブラウジングをONにすると、最新の情報を回答に含められる。また、回答時に参照したURLなども確認できる。

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プラグインは、サードパーティが開発した拡張機能をChatGPTから利用可能にするもの。これまでは招待制で展開していたが、今後ChatGPT Plusユーザーであれば、プラグインを使った機能をベータ版として利用可能になる。70以上のプラグインが用意される。