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Tinder、写真認証で「自撮り動画」提出を必須化

マッチングアプリのTinderは、安全対策機能のひとつである「写真認証」のプロセスを強化した。今後は、自撮り動画の撮影と提出が必須となる。

写真認証は、登録されているプロフィール写真が本人の写真であることを証明するもの。これまでは、アプリ内で指定されたポーズに合わせてユーザーが自ら撮影した写真をもとに、プロフィール写真と同一人物であるかを照合していた。今後は自撮り動画の撮影と提出が必須となる。

また、自身の写真認証が完了しているユーザーは、マッチした相手が写真認証していない場合、チャットでのやりとりを開始する前に、相手に写真認証の実施を求めることが可能。ほかにも、写真認証済みのユーザーからのメッセージのみを受信する「写真認証済みチャット」を、近日中に導入予定としている。これらの機能は、有料・無料メンバーシップどちらでも利用可能。

有料メンバーの場合、自分をLIKEしてくれた人を見られる機能において、写真認証済みの人のみを表示することも可能。

同社によると、18~25歳のユーザーでは、写真認証済みであることで、マッチングの確率が10%高くなるという。また、今回のアップデートに関するテスト運用では、写真認証フローを自撮り動画方式に変更したことで、男性ユーザーが写真認証を実施する可能性が高くなることも明らかになった。

また、しばらくTinderを利用していなかった場合や、プロフィール写真を長らく変更していない場合など、認証された写真が最新のものではない可能性がある。そのため、近日中にすべてのユーザーに対し、自撮り動画の提出を含む最新の写真認証の実施を求める予定。