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セコム、Apple Watchの転倒検出と連携する日本初のアプリ

セコムは、Apple Watchが激しい転倒を検出するとセコムへ緊急通報できるアプリ「YORiSOS(よりそす)」の提供を開始した。対応端末は、watchOS 9を搭載したApple Watch SEまたはApple Watch Series 4以降と、iOS 16を搭載したiPhone 8以降。「セコム・ホームセキュリティ」利用者向けのサービスで、アプリ利用料は月額550円。

Apple Watchの転倒検出機能と連携する日本初のアプリ。Apple WatchとiPhone専用のアプリで、ボタンを押すだけでいつでもセコムへ緊急通報とサポート要請ができる。また、Apple Watchが激しい転倒を検出した場合に連携して起動し、セコムへ通報することも可能。

緊急通報では、身の危険を感じた時や具合が悪くなったときにアプリからセコムへ通報するとオペレーターから電話が入り、緊急対処員による駆け付けなどを要請できる。

セコムSOS駆け付け料金は、本人からの要請で自宅の場合は無料。自宅以外や本人以外からの要請は11,000円。

また、Apple WatchとiPhoneで記録されたヘルスケアデータを使って、日常の健康管理もできる。歩数、睡眠時間のデータのほか、厚生労働省が定める毎日の推奨歩数と睡眠時間の目標値に対する達成度が「YORiSOS」に表示される。1週間分の結果がレポートとして通知されるほか、Apple WatchまたはiPhoneのデータから不規則な心拍、激しい転倒、歩行の安定性の低下がみられる場合は早めの相談や対策を促し、日常の健康管理をサポートする。

セコムの「いつでもみまもり」アプリとも連携可能。YORiSOS利用者の通報ボタンの利用状況や、歩数、睡眠時間、位置情報を、家族側のみまもりアプリで確認でき、よりきめ細やかな見守りを実現する。