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iOS 16.3.1提供開始。衝突事故検出を最適化

アップルは14日、iOS 16.3.1を提供開始した。iPhoneの重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれるほか、iPhone 14/14 Proにおける衝突事故検出の最適化が行なわれている。

iPhoneの衝突事故検出は、自動車事故の衝撃を自動検出して、緊急通報をしやすくする機能。当事者が通報できない場合、自動で緊急通報サービスにつなぐなど、生命にかかわる事態の緊急対応を行なえるが、スキー場などで誤作動する問題も指摘されている。アップルでもソフトウェアアップデートなどにより対策を進めている。

iOS 16.3.1には以下の機能強化とバグ修正が含まれている。

iOS 16.3.1

・iCloudがAppで使用されていると、iCloud設定が応答しない、または間違って表示される場合がある問題
・Siriからの“探す”リクエストが機能しない場合がある問題
・iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化

また、iPadOS 16.3.1も提供開始している。

iPadOS 16.3.1

・iCloudがAppで使用されていると、iCloud設定が応答しない、または間違って表示される場合がある問題
・Siriからの“探す”リクエストが機能しない場合がある問題