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タグ・ホイヤー モンツァ復活 カーボン製ケースのフライバック・クロノグラフ

LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンは、腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」の新作として、「タグ・ホイヤー モンツァ キャリバー ホイヤー02 フライバック クロノメーター」を1月に発売する。機械式の腕時計で、価格は167万2,000円。

クロノグラフ「モンツァ」の2023年の新作は、超軽量で耐久性に優れるカーボン製ケースを採用する特別モデル。ケース径は42mm。スケルトン構造のブラックのダイヤルには、3時位置にクリアブルーのサファイアガラス製サブダイヤルを配置。6時位置はスモールセコンドとなる。9時位置には日付表示窓を備える。タグ・ホイヤー初として日付表示窓に夜光塗料を塗布、暗闇でも日付を確認できるようになっている。

ムーブメントはCOSC認定(クロノメーター)の自社製クロノグラフムーブメント「ホイヤー02 フライバック」を搭載。フライバックはクロノグラフ(ストップウォッチ)の計測中に、瞬時にリセットして計測をやり直せる機構で、同ブランドの現行モデルでは「オータヴィア」のみに搭載されている機能。

移動中の平均速度を計測できるタキメーターがダイヤル外周に刻まれているほか、1分間の心拍数を計測できるパルスメーターも搭載している。

タグ・ホイヤー モンツァ キャリバー ホイヤー02 フライバック クロノメーター CR5090.FN6001、167万2,000円

タグ・ホイヤー モンツァは、ニキ・ラウダが1975年にF1でワールドチャンピオンに輝いたことを記念し、1976年に発表された「ホイヤー モンツァ」が始まり。当時のチームであるフェラーリにちなみ、イタリアのサーキットの名前が付けられている。近年では2000年代初頭にモダンなモデルとして復活して以来、時折復活して展開されている。

一方、現在のタグ・ホイヤーは2016年からF1のオラクル レッドブル レーシングチームをサポート。チーム代表のクリスチャン・ホーナーにとってもタグ・ホイヤー モンツァは思い入れのあるモデルといい、同氏の「モナコのサポートレースでアーデンが優勝したとき、賞金が授与されたので、その記念にニース空港のブティックでタグ・ホイヤー モンツァを購入しました」というエピソードも紹介されている。