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15型スクリーンのFire TV誕生 「Echo Show 15」がアップデート

Amazonは7日、15.6型のスマートディスプレイ「Echo Show 15」にFire TV機能を追加した。無料のソフトウェア・アップデートにより、Echo Show 15でPrime VideoやNetflix、ABEMA、YouTubeなどのストリーミング動画を楽しめるようになる。

Echo Show 15は、15.6型フルHDのディスプレイを備え、アレクサ(Alexa)による音声操作で、カレンダーやリマインダー、付箋、買い物リストなどを管理できるスマートディスプレイ。Prime Videoなどの動画再生やビデオ通話などに対応している。価格は29,980円。

今回のFire TV機能追加アップデートでは、HDMIストリーミングデバイスのFire TV相当の機能が追加。Fire TVアプリをインストールすることで、Echo Show 15に「アレクサ、Fire TVを開いて」、「アレクサ、Prime Videoを開いて」、「アレクサ、力の指輪を再生して」などと話しかけてコンテンツを再生できる。

また、従来はアレクサによる音声操作が基本となっていたが、新たに「Alexa対応音声認識リモコン(2021年発売 第3世代)」(2,980円)により、リモコンでEcho Show 15のFire TVコンテンツの検索、アクセス、操作が可能になる。つまり、ディスプレイ一体型のFire TV専用モニター的な利用が可能になり、リモコン操作でPrime VideoやNetflixなどの動画を楽しめるようになる。

また、期間限定でEcho Show 15とAlexa対応音声認識リモコンのセットを31,480円で発売する。

なお、Alexa対応音声認識リモコン第3世代が手元にない場合でも、「バーチャルリモコン」を利用して、Fire TVのホーム画面でコンテンツ操作が可能。バーチャルリモコンが表示されたら、タップするだけで使用できる。

Echo Show 15は空間オーディオ処理技術も搭載しており、臨場感ある音楽・映画再生も可能。なお、Echo Show 15では横向き・縦向きのどちらでも利用できるが、動画視聴やFire TV機能の利用では横向きが推奨されており、一部のアプリは縦向きで動作しないという。