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しし座流星群、17日深夜から見頃に

出展:ウェザーニューズ

しし座流星群が11月18日8時に極大を迎える。見頃は17日の深夜から18日の明け方にかけて。

国立天文台によると、しし座流星群は、過去に多くの流星嵐が記録されていることで有名としており、母天体はテンペル・タットル彗星。この彗星の公転周期である約33年ごとに流星嵐のチャンスがあるという。過去には1799年、1833年、1866年、1966年などに激しい流星嵐が観察され、2001年11月18日深夜~19日未明には、日本でも1時間あたり1,000個を超える流星が観察されている。一方で、2003年以降は、流星数がかなり少なくなっており、今回も流星の出現数は1時間に3個程度と予測されている。

また、今回は同時刻に下弦の三日月が空に昇って空を照らすため、やや厳しい観測条件となる。

関東は南部中心に雲

ウェザーニューズは、11月17日深夜~18日明け方の天気予報を発表。西日本は高気圧の圏内で良好な観測条件となるが、太平洋側は低気圧の雲が広がり、九州南部や沖縄付近などは観測が難しい見込み。

関東は風の流れが変化するシアーラインの影響を受け、南部沿岸を中心に雲に覆われる予想としている。

北日本は日本海側を中心に寒気の影響で雲が広がるが、雲のすき間から観測のチャンスはあるという。

ウェザーニューズではライブ配信も行なう予定。