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NTT横浜ビル建替え 大桟橋通り・横浜公園・中華街の結節点で賑わい創出

NTT都市開発およびNTT東日本 神奈川事業部は、NTT東日本 神奈川事業部が所有するNTT横浜ビルについて、建て替えによる開発事業を実施する。横浜市が計画する新たな教育センターを誘致するとともに、関内エリアの賑わい創出を図る。2025年解体着工、2029年竣工予定。

所在地は神奈川県横浜市中区⼭下町196番1の一部。大桟橋通りや横浜公園に面し、中華街の北の玄関口となる玄武門に隣接する関内駅から徒歩8分の立地に位置する。規模は地上9階・地下1階、延床面積は約24,000m2予定。

主なテナントとして横浜市が計画している新たな教育センター「(仮称)スマート教育センター」を誘致し、そのほかオフィス・商業が入居する複合施設を予定している。

スマート教育センターは、横浜市が民間活力を導入して教育センターの再整備を進める目的で公募を行なったもので、「子どもの新たな学びを創造する『教育デザインラボラトリー』」を基本理念に、「調査・研究・開発」を核とした「人材育成」「発表・発信」「教育相談」の4つの機能を構想・集約。各機能の連携による相乗効果を図る。

今後、スマート教育センターについて、横浜市と連携を図りながら実現のサポートを行ない、デジタル技術を活用した先進的な教育拠点の形成を目指す。

スタジオを活用した授業配信等を行なうフューチャールーム

また、大桟橋通り・横浜公園・中華街といった“多様なエリアの結節点”であることから、施設利用者・地域住民・来街者に新たな価値を提供する開かれた建物を計画している。具体的には、多様な人が集い交流するコミュニケーションのプラットフォームとして、オープンイノベーションによるさまざまな発見や変化を促し、関内エリアの賑わいと活力の増進に寄与するとしている。

企業・大学等との共同研究を行なうオープンイノベーションルーム