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ミズノ、左右別サイズでシューズが買えるECサイト

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ミズノは、左右別サイズでシューズを買えるECサイトおよび流通システムを構築する企業発のスタートアップ「株式会社DIFF.」を起業する。

DIFF.は、左右別サイズのシューズ購入サービスの事業化を目指すスタートアップ。社内の新規事業開発プログラムから生まれた。

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足の大きさが左右で異なり、推奨サイズの大きさが左右で異なる人の割合は2割にも及び、不便を感じている人が多くいることに着目。左右別サイズでシューズを買えるECサイトおよび流通システムを新たに構築し、左右別サイズでのシューズ提供を世の中の当たり前にすることを目指す。

ミズノは、経済産業省が実施する「大企業人材等新規事業創造支援事業補助金(出向起業等創出支援事業)」に応募し、同事業で補助対象事業者としてミズノ社員が初めて採択された。出向起業等創出支援事業は、経済産業省令和4年度「大企業人材等新規事業創造支援事業費補助金」に基づき、出向起業を活用して新規事業開発を行なうにあたり、事業開発費用(プロトタイプ開発、実証実験など)の一部を補助するもの。

ミズノでは、研究開発力を強化し、スポーツによる社会イノベーション創出を加速させるために、イノベーションセンターを11月8日に設立。イノベーションセンターの設立の目的のひとつにスタートアップ企業との共創があり、本件もそのひとつとなる。

DIFF.は公式サイトにおいて、「『シューズは左右同じサイズで買わなければならない』という常識を塗り替え、当たり前に左右別サイズでシューズを買えるという次の時代の新しい常識を作り上げることに挑みます」と表明している。