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丸の内の路上にスケートリンク「Marunouchi Street Park」

三菱地所は、都心の広場・公園的空間の在り方を検証する社会実験「Marunouchi Street Park 2022 Winter」を、12月1日から25日まで実施する。東京駅と皇居を結ぶ行幸通りにはスケートリンクを設置する。

大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所で構成される、Marunouchi Street Park 2022 実行委員会による取り組み。後援として千代田区と東京都が参画している。

Marunouchi Street Parkは2019年から、丸の内仲通りの今後のあり方や活用方法を検証する社会実験として実施されており、今回で7回目。これまで丸の内仲通りの3ブロック(特別区道千第114号/丸ビル、丸の内二丁目ビル、丸の内パークビルブロック前)を中心としていたが、今回は展開エリアを東京駅前の行幸通り(東京都道404号)まで拡大し、過去最大の規模となる。

丸の内仲通り イメージパース

取り組みの目的は、道路などの公共空間をエリアの就業者や来街者にとって質の高い「滞留」しやすい空間、「回遊」しやすい空間とすることによる、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアのにぎわい創出。また、Withコロナの時代におけるイベントのあり方を考えつつ、都市観光としてのまちの魅力やコロナ禍から再出発する日本の姿を、国内外に広く発信することも目的としている。

今回のテーマは「MSP Twinkle Street」。丸の内仲通りには、光の輪投げ、ベンチのメリーゴーランド、ストリートピアノを設置するほか、きらめく仲通りを背景に写真を撮影できる装飾を施す。また、大丸有エリアのホテルや店舗と連携した、クリスマスマーケットやキッチンカーの出店も行ない、道路上の設置物の様々な形態を試行する。

丸の内仲通り イメージパース

今回から新たに加わった行幸通りでは、環境配慮型の樹脂製スケートリンクを使用した「Marunouchi Street Rink」を設置。東京駅前で非日常を体験できる場を提供する。利用は事前予約制で、Marunouchi Street Park 公式HPにて11月24日11時より受付を開始する。料金は大人2,500円、小学生1,500円、4歳以上の未就学児は無料(保護者同伴)。

行幸通り イメージパース