国税の「Pay払い」 12月スタート。PayPay、d払いなど

国税庁は、国税をスマートフォン決済専用のWebサイトから「Pay払い(〇〇ペイ)」で納付できるサービスを12月からスタートする。対象となる決済サービスは、PayPay、d払い、au PAY、LINE Pay、メルペイ、Amazon Pay。

12月1日からスマートフォン決済専用のWebサイト「国税スマートフォン決済専用サイト」を立ち上げ、納税者はPay払いを選択して納付できる。一度の納付での利用上限金額は30万円で、決済手数料は発生しない。アカウント残高を利用した支払方法のみ利用可能なため、事前に残高チャージが必要となる。

これまでもクレジットカードでは国税支払いは可能だったが、手数料が必要だった。Pay払いでは手数料不要な点が特徴といえる。詳しい情報は12月1日に掲載予定。

国税庁では、当初2022年1月のスマホアプリ納付(Pay払い)開始を予定していたが、コロナ禍もありシステム入札者が現れず、事業者決定に至らなかった。そのため、2022年12月スタートに延期していた。なお、今回のPay払いの納付受託者はGMOペイメントゲートウェイ。