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京急、地域と共創するエリアマネジメント「COCOON」第1弾

地域交流拠点「COCOONひろば平和島」

京浜急行電鉄は、京急沿線で地域と共創するエリアマネジメント構想「COCOON(コクーン)プロジェクト」を開始する。地域事業者や住民、自治体、教育機関等と連携したエリアマネジメントを深化するとともに、MaaS基盤を沿線全体に拡大することで、「暮らしたい、働きたい、訪れたいまちづくり」に取り組む。

プロジェクト概要としては、沿線各エリアに地域の人々をやさしく包むエリアマネジメント活動=「COCOON(繭)」が存在し、地域のプレイヤー=「COCOONファミリー」がエリアの特徴を活かしながら、過ごしたくなる場所づくりに取り組んでいく。

地域情報/MaaSサイト「おおたCOCOON」

これまでに、三浦半島エリアで地域事業者、自治体など142団体参加の「COCOONファミリー」と、滞在拠点やMaaS整備に取り組む「三浦COCOON」や、横浜市と連携協定を締結し、横浜市南部地域における公民連携のまちづくりを推進するとともに、川崎市とも包括連携協定を締結するなど、沿線の各地でエリアマネジメントを進めてきたという。

イメージ図

第1弾の取り組みとして、8月26日に、平和島駅前において地域交流拠点「COCOONひろば平和島」を期間限定で設置する。

COCOONひろば平和島は、京急電鉄、東京都大田区、日本工学院専門学校、シンクロ・フードが産官学連携し約1年間運営する交流拠点。フードトラック、シェアスペース/オフィス、モビリティステーション、地域イベントスペースなどを運営する。

営業期間は8月26日から'23年8月末まで。所在地は東京都大田区大森北6-95-1(京急線「平和島駅」隣接)。面積は196.3m2

同時に、8月26日より、地域情報/MaaSサイト「おおたCOCOON」を開設する。地域共通予約機能(シェアスペースなど)、オンライン決済機能、デジタルチケット機能、マルチモーダル経路検索機能などが利用できる。