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大阪マルビルが建て替え。一時的に大阪万博のバスターミナルに

大和ハウス工業と大阪マルビルは、大阪・梅田の複合ビル「大阪マルビル」の建て替え計画を決定した。'23年夏の工事着手、'30年春の完成を目指す。

解体工事後は敷地を活用。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中はバスターミナルとして敷地を貸し出し、バスの発着場、待機場として利用される。

大阪マルビルは、大阪の超高層ビルの先駆けとして1976年に竣工。円筒形のユニークな形状から、大阪のランドマーク的な存在として親しまれてきた。しかし、50年近くを経過した現在は、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となっていた。

そこで、大和ハウスと大阪マルビルが建て替えを決定。より質の高い商品・サービスを提供し、大阪の新たなランドマークとなりうる施設として刷新する。

建て替え計画では、現状の地上30階建て、高さ約123mから高層化を予定。多目的に利用できる大型ホールや高機能オフィスの設置など、賑わい創出の場、文化交流の場としての役割を果たせるよう進化させる。