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最短30分で医師が自宅に。ミクシィ「みてね」が往診サービス

ミクシィは、子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」と、コールドクター社が運営する夜間・休日の往診サービス「コールドクター」とのサービス連携を強化。4月27日より、コールドクターの名称を「みてねコールドクター」に変更する。

コールドクターは、最短30分で自宅に医師を呼べる、健康保険が適用可能な夜間・休日の往診サービス。アプリやウェブ、電話から依頼でき、医師が自宅で診察、可能であればその場で薬を処方してくれる。

往診エリアは、東京、埼玉、愛知、大阪を中心に10都道府県で、順次拡大中。提携クリニックから半径16km以内が往診可能エリアとなる。登録医師は約400人。

対応可能な診察は、発熱、咳・鼻水、嘔吐・下痢、外傷など。検査は、PCR、インフルエンザ、RSウイルス、アデノウイルス、溶連菌に対応する。

「夜間・休日に限らず相談したい」という要望に応えて、24時間365日対応のオンライン診療や、医療相談も提供している。

あらかじめアプリをインストールし、自身や家族の情報を登録しておくと、急な体調不良時も慌てず安心に利用できるとする。

「家族アルバム みてね」は、子供の写真や動画を家族に共有できるアプリ。写真を活用したサービスを複数展開するほか、子供をスマホアプリで見守る「みてねみまもり GPS」の提供を開始するなど、子供を中心とした家族のニーズに応えるサービスにも事業領域を広げている。

今回「みてねコールドクター」と名称変更に至った背景として、自宅に医師が来て診察してくれる往診は子育て世帯にとって嬉しいシステムであり、スマホ1つで使えるコールドクターがみてね世代を中心とした家族の健康の強い味方になると確信したことを挙げている。

みてねで培ってきたノウハウやテクノロジーを活かしてサービスの成長を後押しし、みてねコールドクターのさらなる発展を目指す。子供のほか、外出が厳しい祖父母、1人暮らしなど、多くの人にとって頼れる存在となるよう、コールドクター社と連携していく。

名称変更に伴い新機能も追加。じょさんし GLOBALが提供する「じょさんしONLINE」と提携し、アプリ内に助産師相談コーナーを設けた。妊娠・出産・育児の悩みについて、オンラインで気軽に相談可能。

アプリの対応OSは、iOS 12.0以降、Android 6.0以降。