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ファミマと電動キックボードシェアのLuupが資本業務提携

ファミリーマートと電動シェアサイクル・キックボードシェアのLuupは、資本業務提携契約を締結した。両社は店舗へのLUUPのポート設置とマーケティング面での連携など全面的な協業を開始する。

ファミリーマートは、全国に約16,600店舗を展開しており、無人決済システムや、飲料補充ロボットの導入、デジタルサイネージの設置など、新しいテクノロジーを積極的に活用している。Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開。電動キックボードのシェアリング事業者としては国内の9割以上のシェアを占めている。

ファミリーマートとLuupは、2020年10月より連携を開始し、都内のファミリーマート数店舗ではLUUPのポートを設置している。今後、LUUPのポート設置対象となる店舗を拡大し、ファミマ利用者の利便性向上とともに、ポート網の拡大を通じてLUUPのサービス普及を目指す。

現時点でのLUUP展開エリアである東京・大阪・京都・横浜のほか、LUUPのエリア拡大に合わせ、地方都市の店舗への設置も進める。また、LUUPのサービスの安全性向上についても店頭での啓蒙活動や告知を通して両社で取り組みを進める。

ファミマ店舗利用者のLUUP利用や、LUUPユーザーのファミマ店舗利用をそれぞれ促進すべく、共同でのマーケティング施策を検討・実行。具体的には、デジタルサイネージの活用を含むファミマ店内でのLUUPの広告展開や、LUUPユーザーへのファミマ商品のプロモーション施策などを検討する。加えて、ファミリーマート、Luupそれぞれが所有する顧客データ・移動データや、店舗網・ポート網を活用し、新たなサービスの展開を検討していく。

ファミマのデジタルサイネージも活用