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「Galaxy Tab」再上陸。ペン付き大型有機ELのAndroidタブレット
2022年4月7日 16:58
サムスン電子ジャパンは、Androidタブレットの2製品「Galaxy Tab S8+」「Galaxy Tab S8 Ultra」の国内展開を発表した。大型の有機ELディスプレイを搭載し、スタイラスペン「Sペン」が付属する。キーボードカバーなど純正アクセサリーも発売し、仕事から遊びまで幅広く使えるタブレットとして展開する。
Galaxy Tab S8+は4月21日に発売される。4月7日の発表時点での販売価格は、ヨドバシ・ドット・コムでは127,050円(10%ポイント還元)、Amazon.co.jpでは115,500円(1%ポイント還元)などとなっている。Galaxy Tab S8 Ultraは6月下旬以降の発売。
4月20日までにGalaxy Tab S8+を予約購入し応募すると、キーボードカバー「Book Cover Keyboard」がもれなくプレゼントされるキャンペーンも実施される。
12.4型/14.6型の大型有機ELディスプレイ、Sペン付属
Galaxy Tab S8+は約12.4型、2,800×1,752ドットのSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載するAndroidタブレット。Galaxy Tab S8 Ultraは約14.6型、2,960×1,848ドットとなる。
高速なプロセッサー「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1」で高い処理性能を実現しているほか、ディスプレイもリフレッシュレートが120Hz、タッチレスポンスが240Hzと、スムーズな描画や操作を実現している。付属のSペンは2.8msの超低遅延仕様となる。
10,090mAhの大容量バッテリー(S8 Ultraは11,200mAh)により長時間駆動が可能で、最大45Wの急速充電がサポートされる。「Galaxy エコシステム」に対応、ほかのGalaxy製品のアプリやデータをコピーできる。
120度の超広角インカメラは自動で発言者にフォーカスするオートフレーム機能を搭載、在宅勤務でも役立つとしている。別売りのキーボードカバーを装着すればPCスタイルでの操作や作業も可能。
ボディにはアーマーアルミニウム素材を採用。折り曲がりやスクラッチ傷に強く、6mmを切る薄型で、軽量さも実現する。カラーはグラファイト。
メモリ・ストレージは、S8+が8GB/128GB、S8 Ultraが12GB/256GB。どちらも最大1TBのmicroSDカードを利用できる。
このほか共通の仕様は、リアのカメラが1,300万画素、超広角が600万画素。無線LANはWi-Fi 6(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax)で、Bluetooth 5.2をサポートする。生体認証は、画面内指紋認証センサーを搭載する。OSはAndroid 12.0。
大きさ・重さは、S8+が約185×285×5.7mmで約567g、S8 Ultraが208.6×326.4×5.5mmで約726g。
3種類の純正アクセサリー
Galaxy Tab S8+用としてラインナップされる別売りの純正アクセサリーは、キーボードカバー「Book Cover Keyboard」(英語配列)、ペンの利用に最適化されたノート型カバー「Note View Cover」、保護性能を高めた「Protective Standing Cover」の3種類。
ヨドバシ・ドット・コムでの価格は、Book Cover Keyboardが24,200円、Note View Coverが11,000円、Protective Standing Coverが7,590円となっている。
Protective Standing Cover
Galaxyブランドのタブレットは近年、日本市場で展開されていなかったが、約7年ぶりに復活。キャンペーンが「日本上陸記念」と銘打って実施されるなど、本格的に展開される。キャンペーン対象の販路もECのAmazon.co.jp、ヨドバシ・ドット・コム、ビックカメラ.com、および直営店の「Galaxy Harajuku」と大手をカバーしている。