ニュース

外泊すると家賃減額する東急の「リレントレジデンス」 押上に

東急は、外泊すると家賃が下がる賃貸住宅の第2弾「Re-rent Residence(リレントレジデンス) 押上」を、3月16日に開業する。家賃は112,000円~。外泊時の割引額は、1日あたり3,000円。上限は月45,000円。

入居者は、外泊日の一定期間前までにアプリで申請すると家賃が減額される。入居者が外泊する際は自己所有物を鍵付き収納に保管後、運営スタッフが清掃し、ホテルとして宿泊者を募集する。宿泊利用がない場合でも、外泊数に応じて家賃は減額される。物件の運営はUnitoが行なう。

なお入居者は、家賃のほか共益費3,000円/月、水光熱費+Wi-Fi使用料12,000円/月が別途発生する。

リレントレジデンスは、2021年6月に渋谷で開始。6部屋の募集に対して、32件の問い合わせがあった。昨今のワークスタイル、ライフスタイルの変容から多拠点生活へのニーズが高まっているという。'22年3月1日からは、新たに3部屋を追加している。

事業スキームは、物件オーナーから賃貸住宅・ホテルアセットを借り上げ、物件オーナーに安定家賃保証、空室保証を提供するサブリース事業を採択。

同形態は、同社保有資産に限らず開業できるため、迅速かつ柔軟に戸数拡大でき、多様な生活様式にあわせた賃貸事業をより一層推進するという。

Re-rent Residence 押上の所在地は、東京都墨田区向島3-43-3。とうきょうスカイツリー駅徒歩4分、押上駅徒歩9分。部屋数は8部屋で、専有面積は19~20m2/部屋。