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セイコー プレザージュ、オープンハート仕様のメカニカルウォッチ

セイコーウオッチは、日本の美意識を表現するセイコープレザージュのデザインシリーズ「Sharp Edged Series」より、新開発したオープンハート仕様のメカニカルムーブメントを搭載したレギュラーモデル2機種を6月10日に発売する。価格は各115,500円。さらに、GMT機能を搭載した限定モデルも7月22日に発売する。価格は176,000円。

レギュラーモデル2機種には、眺める楽しさを大切にしたというオープンハート仕様の新キャリバー「6R38」を搭載。部品の一部をそぎ落としながらも耐久性を損なわず、美しい仕上がりを実現したという。9時位置のオープンハート部からは、機械式腕時計ならではのムーブメントの精緻な動きを楽しめる。パワーリザーブは約70時間で、週末に着用しなくても、翌月曜日にそのまま使用可能な実用性を備える。

2枚のパーツで構成した立体的なダイヤルは、インデックスへと続く段階的な立体造形を強調。12カ所のインデックスは浮遊しているようなレイヤー感を演出している。ダイヤルにはシリーズの特徴である「麻の葉紋様」も施している。平安時代から織物などに用いられており、植物の麻の葉自体が丈夫で早く育つことから、日本では成長や出世の象徴とされてきた。

ダイヤルカラーは日本の伝統色を採用。光沢ある真っ白の練絹の色を表す白練(しろねり)と、藍みを帯びた墨色を表す藍墨(あいすみ)の2種類を用意した。

ケースは側面から裏ぶたに向かって絞り込む造形で、すっきりとした印象。ケース側面を鏡面仕上げと筋目仕上げで磨き分けることで、シリーズの特徴であるエッジを効かせたシャープなシルエットはそのままに、美しさと上質さを際立たせている。

ケース素材はステンレススチール(ダイヤシールド)。バンドは白練がステンレススチール(ダイヤシールド)、藍墨がカーフ。ガラスはサファイアガラス(内面無反射コーティング)。日常生活用強化防水(10気圧)。大きさはケース径が40.2mm、厚さが11.8mm。

ムーブメントの精度は平均日差+25秒~-15秒。振動数は21,600振動/時、石数は24石。巻上方式は自動巻(手巻つき)。

白練(SARX097)
藍墨(SARX099)

霊峰富士をイメージした限定モデル

限定モデルは、Sharp Edged Seriesから2021年に登場した、GMT機能搭載のレギュラーモデルを特別仕様にしたもの。日本の風景を象徴する霊峰富士の青々とした雄大な姿にインスピレーションを得たとし、ダイヤルに深みのある濃紺色を表現した。光沢感のあるセラミックパーツをベゼルに組み合わせ、ダイヤル色と呼応する色彩を採用することで、上質な印象に仕上げた。限定数は900本(国内100本)。

ケース/バンドはステンレススチール(ダイヤシールド)で、ダイヤルのカラーリングとマッチする濃紺のホースストラップが付属する。ガラスはサファイアガラス(内面無反射コーティング)。日常生活用強化防水(10気圧)。大きさはケース径が42.2mm、厚さが13.7mm。

ムーブメントはキャリバー6R64で巻上方式は自動巻(手巻つき)。パワーリザーブは約45時間。精度は平均日差+25秒~-15秒。振動数は28,800振動/時、石数は29石。

SARF019