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三井住友カード、医療機関のキャッシュレス化を推進 「stera pack for クリニック」

三井住友カードは、医療機関・クリニック向けキャッシュレス決済普及を推進する新サービス「stera pack for クリニック」を開始する。キャッシュレス端末(stera terminal)と診察の受付・予約管理ができるアプリ「おまとめ診察券 byGMO for stera」をセットで提供。クレジットカード、交通系ICカードなど電子マネー、QRコード決済に対応する。

対応する決済手段

決済端末「stera terminal」は30以上の決済手段に対応。手数料率はVisa・Mastercardの場合1.50%。入金サイクルは3種類から選べ、月6回締め2営業日払いも提供する。振込手数料は三井住友銀行口座の場合無料、それ以外の口座は220円。初期費用0円、サービス利用料月額3,300円。別途決済手数料がかかる形となる。

付帯するアプリ「おまとめ診察券 byGMO for stera」は、診察券をデジタル化し紙の診察券が不要になる。患者は、おまとめ診察券アプリのQRコードをstera terminalにかざすことで受付が完了する。スマートフォンを持っていない患者には、stera terminalの印刷機能で受付票や予約票を印刷できる。

stera terminal(三井住友カードWebサイトより引用)
おまとめ診察券(stera terminal スタッフ側画面)

三井住友カードは、stera terminalと店舗業務効率化アプリを低廉な決済手数料かつワンパッケージで提供する「stera pack」を'21年4月に開始。stera packの構成を医療機関・クリニックに特化したサービスとして提供する。

同社は、「キャッシュレス決済導入による接触機会減少による衛生管理強化のほか、端末やアプリの導入による、受付管理・予約管理の簡略化に加え、受付窓口まわりの省スペース化など、医療機関が抱える課題を解決」するとしている。