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金(ゴールド)と連動する暗号資産「ジパングコイン」 三井物産

三井物産デジタルコモディティーズは、金(ゴールド)の現物価格に連動する設定の暗号資産「ジパングコイン」(ZPG)を2月から提供する。デジタルアセットマーケッツにて取引が開始されるほか、今後はほかの暗号資産交換業者でも取引が可能になる。デジタルアセットマーケッツの口座開設申込は2月8日から、ジパングコインの取引開始は2月17日から。

ジパングコインは、日本初という、発行価格が金現物の価格とおおむね連動するように設定されている暗号資産。インフレヘッジといった金現物と同等の資産特性や投資特性を備えながら、金現物にはない小口決済としての機能も備わる。

基盤ブロックチェーンはbitFlyer Blockchainが開発した「miyabi」。取引システムはインタートレードと開発したICOプラットフォームを基盤とする。

当初は資産運用やインフレヘッジ手段を主な用途として、デジタルアセットマーケッツが販売し、ほかの暗号資産交換業者も取り扱えるようにする予定。将来的にはジパングコインを送金や決済手段として利用できるサービスも提供する計画。

交換対象として円以外も拡充する予定で、例として金現物やほかの暗号資産と交換できるようにすることが挙げられている。