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みずほ銀行に「メルカリポスト」。相互送客で協業

みずほ銀行とメルカリは、11月19日からみずほ銀行のATMコーナーに「メルカリ」で販売した商品を発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」を設置する実証実験を開始する。設置場所は、みずほ銀行OOTEMORI第一出張所(東京都千代田区)。

金融サービスと非金融サービスの融合による顧客体験・サービスの向上や、相互送客による異なる顧客層への新たなビジネス展開を目的とした両社協業の第1弾。

生活動線として日常的に利便性のあるみずほ銀行のATMコーナーに「メルカリポスト」を設置。生活に役立つサービスの提供を通じ、両社の顧客利便性を高めていく。メルカリポストは、メルカリで売れた商品を「らくらくメルカリ便」で発送できる無人投函ボックス。商品が売れたあと、取引画面のQRコードをメルカリポストのQRリーダーで読み取って送り状を発行・貼り付けし、商品を投函すれば発送完了となる。

みずほ銀行とメルカリは、今後も協業に向けて検討を進めていく。主な検討事項は以下の通り。

  • みずほ銀行の店舗やATMを活用した「メルカリポスト」の増設など、「メルカリ」配送ポイントの拡充に向けた取り組み
  • みずほ銀行の店舗での「メルカリ教室」の開催など、みずほ銀行とメルカリグループの顧客に対して、両社が有するナレッジの相互提供に向けた取り組み
  • デジタルネイティブ世代含むメルカリグループの顧客と、高齢者・富裕層といった潜在的に出品意向を有するみずほの顧客の相互送客を通じた、これまでとは異なる顧客層への新たなビジネス展開に向けた取り組み
  • 金融サービスと非金融サービスの融合による両社の顧客体験価値およびサービス・利便性の向上に向けた取り組み

また、金融サービス仲介業務など金融領域での連携も深め、利便性向上を目指す。