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ゼニス、クロノマスターで「ルパン三世」第3弾。次元着用モデルを完全再現

LVMH ウォッチ・ジュエリージャパンは、「ゼニス」ブランドの新作として、「クロノマスター リバイバル ルパン三世 50th Anniversary Edition」を11月に発売する。機械式の腕時計で、価格は119万9,000円。数量は日本限定50本。ゼニス ブティック銀座および大阪、公式オンラインショップのみでの販売。予約受付は11月6日から。

「ルパン三世」がアニメ化50周年を迎えたことを記念して発売されるモデル。今回は「A384」をベースに、“リバースエンジニアリング”によりアニメ本編に登場した時計を再現したという。ケースとブレスレットはチタンで構成され、ブレスレットは当時採用されていたゲイ・フレアー製のラダーブレスレットを復刻し標準装備としている。シースルーバックの裏蓋にはアニメ化50周年を記念するロゴが刻印される。

アニメ第1話の様子。次元の腕時計には「ENIT」と書かれているが、実は両端に薄くZとHが描かれている (C)モンキー・パンチ/TMS・NTV

ムーブメントは自動巻きの自社製ムーブメント「エル・プリメロ 400」で、振動数は36,000振動/時。パワーリザーブは50時間以上、石数は31石。

防水性能は5気圧防水。風防は両面無反射コーティングのドーム型サファイアクリスタル。ケース径は37mm、厚さは12.6mm。

アニメ・ルパン三世の作中では、1971年に放映された第1話にて、キャラクターの次元大介がゼニス(と思われる)腕時計を着用して登場していた。ゼニスは2019年に同ブランド史上初というアニメキャラクターとコラボした腕時計として、次元が着用していたモデルを公式に発表。2020年には第2弾も発売していた。

東京・青山でイベントを開催

ゼニスはまた、東京・青山にて、ゼニスの時計作りの様子をさまざまな角度でインタラクティブに紹介するイベント「A Star Through Time in Tokyo -ゼニス、 悠久の時を超えて-」を開催する。期間は11月19日~23日で、入場には事前予約が必要。

イベントでは5つのスペースが用意され、ゼニスの工房があるスイスのル・ロックルの街を映像で巡る旅のほか、日本人イラストレーターが描いたゼニスの先見者の活躍の物語が展示。経営難の折に金型が密かに隠されたことなどで有名な、工房の“秘密の屋根裏”の様子は360度のムービーで再現される。

ゼニス工房の屋根裏

イベントではこのほか、クロノマスター スポーツのDNAをテーマに時計を展示。トークショーやウォッチクリニック、ライブ配信イベント、パネルディスカッションなどさまざまなイベントが予定されている。一部の参加は抽選になる。