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ゼニス、新世代のパイロットウォッチを発表
2023年4月4日 10:00
LVMH ウォッチ・ジュエリージャパンは、腕時計ブランド「ゼニス」において、刷新した「パイロット」コレクションを発表した。スイス・ジュネーブで開催のイベント「Watches and Wonders 2023」に合わせて発表された。機械式の腕時計で、価格は968,000円～172万7,000円。
ゼニスの腕時計の中でも長い歴史を誇るパイロットウォッチのコレクションだが、今回発表のモデルはすべて新設計。ビンテージのみからなる美しさからは脱して、過去と現在の航空界全体からインスピレーションを得たという。一方、デザインコードは初期の飛行士時計やダッシュボード計器のものを取り込み、現代的な文脈で再解釈されている。
「パイロット オートマティック」「パイロット ビッグデイト フライバック」の2種類がラインナップされ、それぞれケース素材としてステンレススチール製、ブラックセラミック製が用意される。
パイロット オートマティック
「パイロット オートマティック」は、美しさと繊細なディテールが特徴という、3針+デイト表示のシンプルなデザインのモデル。ケース径は40mm。
新しいケースデザインとして、ラウンドケースの上に固定式のフラットトップ・ラウンド型ベゼルを採用。ステンレススチール製モデルでは縦方向のサテンブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げの面取りが施される。ブラックセラミック製モデルはマイクロブラスト仕上げによりマット仕上げになる。
大きなリューズは角張ったデザインで、手袋をしたままでも操作を行ないやすい仕様とした。
ムーブメントは機械式で自動巻き、高振動の「エル・プリメロ 3620」を搭載。パワーリザーブは60時間。人工水平器を模したローター(回転錘)を備える。防水性能は10気圧防水。
ストラップはコーデュラナイロンのような模様が付けられたラバー製。新開発のフォールディングバックルが装備される。交換用としてステンレススチール製モデルにはカーフスキン製ストラップが、ブラックセラミック製モデルにはカーキカラーのラバーストラップが同梱される。ストラップはクイックリリース機構により簡単に交換できる。
パイロット ビッグデイト フライバック
「パイロット ビッグデイト フライバック」は、パイロットウォッチの定番といえるクロノグラフ(ストップウォッチ)機構と、クロノグラフ秒針が瞬時にゼロに戻るフライバック機構を搭載、大きな日付表示を備えたモデル。ケース径は42.5mm。
ステンレススチール製モデルは30分積算計の目盛りが5分おきに配色を変えてある「レインボー フライバック」が特徴。またセンターのクロノグラフ秒針、分積算計の針は鮮やかなオレンジとなる。ブラックセラミック製モデルは針やマーカーがホワイトで仕上げられモノトーン。ダイヤルは波型のブラックオパラインダイヤルになっている。
ムーブメントは機械式で自動巻き、高振動のクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ 3652」を搭載。ビッグデイトの表示は特許取得済みの次世代コンプライアンス機構を備えた。パワーリザーブは60時間。防水性能は10気圧防水。
ストラップはコーデュラナイロンのような模様が付けられたラバー製。新開発のフォールディングバックルが装備される。交換用としてステンレススチール製モデルにはブラウンのレザー製ストラップが、ブラックセラミック製モデルにはカーキカラーのラバーストラップが同梱される。ストラップはクイックリリース機構により簡単に交換できる。
