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大阪・門真に41階シンボルタワー。交流/テレワークスペース有する住宅棟

大阪府門真市は、京阪古川橋駅北側のまちづくりを担う事業者として、住友不動産を代表とするグループと基本協定を締結した。グループ構成員は住友不動産、京阪電鉄不動産、ミサワホーム。竣工は2026年春頃予定。

京阪古川橋駅北側にある、廃校となった旧門真市立第一中学校跡地を含む門真市幸福東土地区画整理事業区域。門真市は、(仮称)市立生涯学習複合施設・交流広場をまちの核に位置づける官民連携の手法によるまちづくりを推進しており、(仮称)市立生涯学習複合施設に隣接する市有地を取得して事業を実施する事業者を公募型プロポーザルにより選定した。

事業コンセプトは「日本で一番、子どもの笑顔が輝くまち」。玄関口に相応しいシンボルタワーの創出、賑わい拠点の創出によるまちの魅力向上、継続的なエリアマネジメントの実現、夢や誇りを持てるまちづくりを目指す。

41階・567戸の門真市初のタワー物件となる共同住宅と、商業棟(民間提案施設)を敷地西側に配置。「歴史の輪」「賑わいの輪」「学びの輪」「交流の軸」の4つの輪(広場)をつなぎ、居住者や地域住民・来街者がまち全体を回遊する、まちの賑わいと交流を創出するデザインを計画している。また、駅から共同住宅まではシェルターを設置し、雨に濡れない動線を用意する。

低層階には地域開放のキッズ(コミュニティ)スペース+テレワークコーナーを設置。居住者専用のテレワークカウンターやフィットネスルームなども備える。そのほか21階にはパーティールーム(スカイラウンジ)を設ける。

所在地は大阪府門真市幸福町11番地、敷地面積は8,527m2。アクセスは京阪本線 古川橋駅徒歩3分。

今後は、基本計画、基本設計、実施設計、土地譲渡契約の締結を経て、2023年4月以降に土地の引渡し、建築工事着工を予定している。