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「デジタルの日」ロゴ決定。“隙間”が人に優しいデジタル
2021年7月16日 15:33
内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室は、10月10日、11日に開催される「2021年デジタルの日」におけるロゴを決定した。
デジタルの日は、「誰一人取り残さない、人にやさしいデジタル化」を実現するため、政府、民間が共同で定期的にデジタルについて振り返り、体験し、見直し、共有しあう日として、今年(2021年)から創設される。なお、デジタルの日は祝日ではなく平日。
デジタルの日では、「デジタルを贈ろう」をテーマに設定し、個人や企業・団体など、あらゆる人が参加でき、主体的にアクションしたくなるような要素を取り入れ、デジタルを身近に感じ、生活を便利に楽しくすることを目指す。
このデジタルの日のロゴは、耳の聞こえないグラフィックデザイナーとして活躍している岩田直樹氏が作成。デジタルの日の定期的に「振り返り」「体験し」「見直し」するための3つの行動を3本のラインで表現。3つのラインを繋げて輪になることで、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を実現するため、どうすればいいか常に考えさせるという。
また小さな丸を入れることで動きと立体感を入れ、あえて隙間をつくることで、誰でも四角形の中に入れる人に優しいデジタルをイメージした。岩田氏は、「ロゴによってデジタルという言葉の理解を更に深めて行くきっかけになればと考えている」と手話でコメントした。
平井卓也 デジタル改革担当大臣は、「デジタルの日に向けて、素晴らしいロゴを策定できた。デジタルの日は、民間の意見で『祝祭の日を作ろう』ということで策定し、定期的に『振り返り』『体験し』『見直す』日とする。人に優しいデジタル化、誰一人取り残さないデジタル化のために重要な日で、毎年そこをチェックしていく。デジタルという言葉に『敷居が高い』と感じている人もいるかもしれないが、デジタルはこんなに楽しくて便利なんだと知ってほしい。日本ならではのデジタル化を目指していく」とコメント。
岩田氏によるロゴのデザインについては「大傑作。素晴らしいのでTシャツを作りたい。名刺にも入れたい。この大傑作を申請すれば誰でも利用できる」と語った。ロゴの利用申請もデジタルの日ホームページで受付する。