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自然な発音を実現する音声合成技術「カタリテ」 オトバンク×PKSHA

音声配信サービス「audiobook.jp」を運営するオトバンクは、PKSHA Technologyの音声関連技術を使った独自のAI音声合成サービス「カタリテ」を開発。日経電子版と連携し、活字コンテンツの音声化に関する実証実験を行なう。

カタリテは、PKSHAが開発した自然な発音を再現するアクセント推定技術「tdmelodic」と、オトバンクのオーディオブック音声データベースを学習させ実現したAI音声合成サービス。tdmelodicの実用化は初で、オトバンクが制作したオーディオブックをデータベースとし、抑揚や音色も人が聞き取りやすく長時間聞いても疲れにくいようにチューニングを行なった。

語り手(朗読者)には、アニメや報道番組のナレーションなどで活躍する声優の浅野真澄さんを起用。「カタリテ」を自社サービス内で活用することで、精度の向上を目指す。

カタリテの開発にあわせて、今回のプレスリリースをカタリテで読み上げた音声をYouTube上で公開している。

オトバンク、PKSHA Technologyの技術を活用したAI音声合成サービスを開始

また、「日経電子版」と連携し、カタリテの実証実験を14日から開始。日経電子版の速報コーナーで配信された記事の一部を抽出し、見出しから生成した音声コンテンツを、audiobook.jpの聴き放題プランで配信。実証実験の状況に応じて、連携媒体を増やしていく予定。

AIナレータが読む、日経電子版 きょうの速報ニュース』サンプル