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マネーフォワード、不動産領域に参入。cowcamoのツクルバと提携

マネーフォワードは、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を展開するツクルバとの業務提携を通じて、不動産領域に参入する。

両社のユーザー基盤や金融・不動産領域における知見を活かし、居住用不動産の所有者を対象に、居住用不動産の評価・管理を通じて住み替えを提案・支援する新サービスを共同開発する。新サービスの提供は2022年内を予定している。

マネーフォワードは、お金の見える化サービス「マネーフォワードME」や家計の見直しサービス「マネーフォワード 固定費の見直し」などを提供し、個人のお金の見える化や家計改善などをサポートしてきた。ツクルバは、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo」を展開し、現在27万人超のユーザーが登録している。物件の仲介のほか、リノベーション物件を企画・販売する再販事業者に向けたリノベーションの企画監修など、中古・リノベーション住宅の流通促進を行なっている。

業務提携を通じた取り組みの第1段階として、マネーフォワードは、ユーザーの「所有している住宅の価値を把握したい」といったニーズに対応し、金融資産だけでなく不動産を含めた資産を見える化。住まいにまつわるお金の悩みを解決する不動産領域のサービスを提供する。ツクルバは、ユーザーが住宅の資産価値を把握しやすくなることで、住まいの売却相談につなげられ、これにより「cowcamo」上により魅力的な物件を集められ、中古住宅の多様な選択肢を提示できるようになるとしている。