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ソニー、Felicaスマホで在席・退席を管理できる「SEATouch」

ソニーは、FeliCaカードにスマートフォンをかざして在席・退席等の状況が登録できる座席管理ソリューション「SEATouch(シータッチ)」を提供開始する。コロナ禍により、フリーアドレス化されたオフィスや大学・予備校の大教室などで、誰がいつ、どの座席を使ったかを管理する必要性が高まっていることから、在席・退席などの状況を記録・可視化できるソリューションとして提案していく。

「SEATouch」は、オフィスや教室等の各座席に設置されたFeliCaカードに、リーダー/ライター機能を搭載したスマホをかざすことで、Webページが立ち上がり、在席・退席等の状況を登録できるクラウドサービス。

各座席にFeliCaカードを設置する以外に新たに機器を設ける必要がなく、100席からの導入が可能で、手軽に在席・退席等の状況を記録・可視化するソリューションを実現できるという。

座席に設置するFeliCaカードのICチップ内には、座席管理用のWebページのURLや座席番号などの情報を書き込み。席を使う際と離れる際に、スマートフォンをFeliCaカードにかざすとWebページが立ち上がり、ユーザーID(社員番号・学生番号など)にひもづいた在席・退席の情報登録ができる。

FeliCaカードにはQRコードが印刷されているため、リーダー/ライター機能非搭載のスマホでも利用可能。また、WebページにはPCからもアクセスできる。

ソニー SEATouch(座席確認編)

管理者用のWebページからは、利用者の座席使用履歴を確認でき、日付・在席者名・座席番号などで検索し、リストとしてダウンロードできる。オフィスや教室内で新型コロナウイルスの感染者が発生した際などに、誰がどの席を使っていたかや、座席ごとの使用履歴を把握できる。

6月18日から提供開始し、価格はオープンプライス。年間契約で100席に導入した場合のサービス利用費は55,000円前後/月~。別途カード費用が必要。