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寺岡精工、3タイプの“セルフ”に対応するマルチレジ

向かい合わせに2台を配置。画像では左側が現金対応、右側がキャッシュレスのみとなっている。

寺岡精工は、同社史上最小サイズのマルチセルフレジ「HappySelf(G3)」を6月1日に発売した。1台でフルセルフ・対面セルフ・スピードセルフの3機能に対応し、稼働中であってもボタン1つで切り替えが可能。

フルセルフタイプでは、商品のスキャンから支払いまでを顧客が行なう。対面セルフタイプでは、店員と顧客が向かい合う形となり、商品のスキャンや袋詰めを店員が、その間に顧客が支払いをする。スピードセルフタイプでは、商品のスキャンは店員が登録機で行ない、顧客は別の精算機で精算のみを行なう。

対面セルフタイプ Web3800T

キャッシュレス化の需要拡大に対応し、マルチ決済端末「Verifone」との連携により、キャッシュレス専用レジとしての運用も可能。キャッシュレス専用レジでは、本体の省スペース化により、壁掛けや現金対応レジの背面への設置など、様々な設置バリエーションに対応する。

壁掛けでの設置

仕様面では、15.6型の縦型大画面にスマートフォンライクなUIを搭載し、操作性をより直感的なものとした。本体サイズは、キャッシュレス専用レジが270×610×240mm(幅×高さ×厚さ/以下同)、それ以外は340×1,490×760mm。