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「+メッセージ」で銀行やカード会社の通知ハガキを代替

トッパン・フォームズは、銀行やクレジットカード会社から紙で送付される重要な通知書類を代替できるサービスとして、携帯電話キャリアと連携し、本人確認を厳格に行なった上で「+メッセージ」を通じて通知を配信するサービスを開発した。まずはKDDIと連携し、金融機関を中心に展開していく。

トッパン・フォームズが法人向けのメッセージ配信サービス「EngagePlus」(エンゲージプラス)を拡張、KDDIが開発した「本人限定メッセージ」を採用することで実現する。クレジットカードの利用明細や有効期限の通知、預金口座の残高通知、保険の契約内容確認などについて、厳格な本人確認機能を実装した「EngagePlus」の利用を促進していく。

KDDIの「本人限定メッセージ」は、メッセージを受け取るユーザー自身が事前通知からオンライン認証(au ID認証)を行ない、本人確認を行なうもの。重要な通知の配信前に確認を行なうため、企業側が持つ電話番号の情報が古く誤って別のユーザーに重要なメッセージを配信してしまうリスクを低減できるとしている。

今後は、ほかの携帯電話事業者が提供する同様の機能もまとめて、複数の携帯電話事業者に対応するサービスとして提供していく予定。