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PayPay、決済回数は20億回/年に。セブンは300万ユーザー

PayPayは、登録者数や加盟店数などの最新情報を発表した。決済回数は、コロナ禍においても伸長し、2020年4月から2021年3月まで1年間で20億回を突破。前年度の8億回と比較して約2.5倍になった。第4四半期の3カ月では計6億回で、前年同期比で約1.6倍になった。

登録者数は3,800万人、加盟店数は316万カ所超といずれも増加。2020年11月からスタートしたPayPayクーポンの利用者も280万人を突破した。

また、PayPayボーナスを利用して疑似運用体験ができるサービス「ボーナス運用」(運営:PayPay証券)は、4月5日時点で300万人を突破。PayPayのスーパーアプリ化の中でも、金融サービスに注力し、金融機関や金融商品を取り扱う企業との連携を進めていく。

PayPayの決済プラットフォームをパートナー企業のアプリに提供する取り組みもスタート。第1弾の「セブン‐イレブンアプリ」では、セブンアプリからPayPayの支払いが可能になり、提供開始から21日間でユーザー数300万人を突破。、セブン‐イレブンアプリのPayPayの支払いバーコードを提示するだけで、決済と特典の獲得が同時に行なえる。

今後も、多くのパートナー企業にPayPayの決済プラットフォームを導入できるよう取り組みを進めていく。PayPayのミニアプリAPIも提供開始。また、自治体とともに取り組む「あなたのまちを応援プロジェクト」なども強化している。

マイナポイント事業におけるPayPay登録者数は4月に300万人を突破。マイナポイント事業の決済事業者の登録受付が9月30日まで延長されたことから、引き続き登録者の拡大を見込む。